土曜日, 4月 18, 2009

OpenSolarisを使ってみた

お久しぶりですBeepCapです。
今回はSunMicrosystemsという会社が販売しているサーバ向けOS
Solaris
昨年11月に無料版が出まして、んじゃあつかってみんべえと


えーまぁPC-UNIX系ではもっとも大きな会社の製品であるわけで
やはり使用感が全然違いますね。

ということでそのレポートなんぞを上げてみたいと思います


1.インストーラ
えーOpenSolarisのHPにいきますと、一番分かりやすい位置からダウンロードできるのがライブCD版なのですが
ライブCDなので、これをダウンロードして、CDに焼いて
PCに入れて、電源を入れてCDから起動

でもう試せるわけですな

HDDにインストールするのは待って、とりあえずこの状態で遊ぶと
元が伝統のUNIXカーネルだけあって(正確にはSunOS)タスクのスイッチが軽快です。 試しにtopコマンドで見てみると
*うちはCore2DuoE6600 64bitで動作させたわけですが
2コアを交互につかってます。

まぁこのへんLinux含むPC-UNIXでは珍しくもないのですけど...

2.ディスク操作
HDD Sunの独自フォーマットであるZFSが使われているとのこと。さすがにサーバ向きなだけあって静かに回っておりますね。これ、デフォルト設定で読み込んだだけなのに...
Linuxでのチューニングの日々がはるか彼方です。

3.グラフィック
Nvidia/RadeonのいずれかならばSun提供のドライバが既にインストールされております
試しにOpenGLをグリグリしてみましたが、問題なく動作しました。

4.コーディング
Sunお得意のIDEがどっさり入ってました。このへん統合ソフトウェア企業ということで強いです。てかコンパイル早い。

5.オフィス
OpenOfficeを提供しているSunMicroSystemsですよ!?
まったく問題なくサクサク動くOfficeたち。 もう正直MS-Officeと互換性がなくてもいい!
というくらい快適でした。
でも互換性あるから使います。
会社への提出資料仕上げます

6.その他
基本的にBSD向けなどのソースが利用できるようです。
単純なものならLinux向けでも。いざとなったらソース修正ですwwww


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ということで基本的には素晴らしいシステムです。
起動も軽快で、まさに「大手が作ったPC-UNIX」というのを全面に押し出しています。

ただ不満なのは、メイン市場がサーバな為か、こいつには逆にそれと競合しないようパッケージが選ばれている模様。
まぁ自分の市場を食ってしまっては仕方がないですもんね

あと、そのままではコンパイルできない世間一般のソフトウェアも結構あったり

手間がかかります。



ということで結論

「PC道楽の人は入れてみてもいいんじゃないの」


はい、それではまた。

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