その昔BSDブームがありまして。
BeepCapです。
BSDが何かというのは調べてもらうとして、OSとしては
例えば今日におけるインターネットの最重要技術と言える
TCP/IPのプロトコルスタックを実装したり
とまぁ、サーバ向けとしてはとても優秀で、パソコンを使った今の娯楽である
「動画」「写真」「ゲーム」なんかが無ければ最良の選択だと思います。
しかし、ことデスクトップ用途となると
一番気を遣うのは「ライトユーザ」ということになります。
そして、長らくBSDはその部分を無視してきました。
それは、このOSそのものが、学術的目的で作成され、初心者を相手にしていないというのが一つ、もう一つはそのコミュニティも同じように保守的に運営されているから。
もっとも、どうじに、ほぼブームと言って良い速度でパソコンという文化が広がりを見せ
急に自分で学ばない人=「ライトユーザ」の相手をさせられて困惑したのが、主な原因だっのかもしれませんが。
ともかく
そのBSDに、いやあえてそれらの雄である
FreeBSDにライトユーザ向けの子分が誕生しました。
PCBSDです。
まったく真っ新にインストールするならば
あらゆるLinuxディストリビューションやWindowsよりも簡単です。
ディスクを入れ、電源を入れ、適当に次への連打でインストール完了。
パッケージはWindowsのようにインストーラパッケージをダウンロードする方式ですが
その配布サイトはweb管理されていて、アップデート通知等も自動。
そして、Windowsのように、気に入らないからフォルダごと削除してしまった
みたいな使い方にも対応出来ます。
まさに、ライトユーザむけ。
そして、元がFreeBSDですから、Portsもいます。
うん、至れり 尽くせり。
これほど手軽なOSは、いままで見たことがないかも。
そんなPCBSDメインで使うにも、手軽に試してみるも
おすすめです。
1 件のコメント:
追記しておきますと。
インストール時に、パーティションを操作することが出来ませんので
既に他のシステムが動いているところにインストールする場合は
他のシステムでパーティションを切り分けることをおすすめします。
では。
コメントを投稿