土曜日, 8月 15, 2009

個性的な世代

今の若者は「個性」という檻の中でそだっていますBeepCapです。

今年と昨年の傾向を見ていると、今の就職というのは非常に特徴的で
「大企業しか目にない人間」

「大企業を毛嫌いする人間」
の二極化が進んでいるように見えます。

これはもちろん、人生にも大きく影響を及ぼして
前者は、サラリーマン的人生を謳歌し
後者は、概ねワーキングプアになります(稼ぎのみではなく、その忙しさも含めて)

前者は、コースで生きてきている人間には当たり前で、そのために大学に入ったようなもの
これは今は論じません。

問題は後者

なぜ、大企業は嫌なのかと彼らに問い質すとこう返されます。
・個性が踏みにじられるから
・システムとしての会社に閉塞感を感じるから
・俺を評価してくれないから
・未来がないから
・自信がないから

まぁ、最後のは相当に本音に近いとしても
やはり、社会システムにとっての歯車として生きたくないという主張が多く見受けられます。

これが、正しいゆとり教育の成果なのです。

いや、皮肉ではなく、ゆとりを持たせて教育し、個性を伸ばすというのは
この結果に落ち着いてまず間違いないと言えます。
これを狙っていたのです。

しかし、これを正しく認識しないで採用を行う中小企業や
自ら等がそうであると認識しないベンチャー会社のこれからは暗雲が立ちこめていると
私は考えています。


つまり、これから、いやもう既に
中小企業に来る人間は昔の、偏屈な技術者故に とか 大手に運悪く落ちて とかではないということ。

「個性を生かしたい」ただそれだけのタメに、中小を狙う人間が多いという事実。

これを踏まえて採用しなれば、才能ではなく個性によって
会社が占められてしまうでしょう。


さて、警鐘という訳でもないですし、読者もそれほど居ないこのblogでの論展開はこのへんで。

最後に、「では、どうやって個性にフィルターしつつ欲しい人材を探すか」という話は
ビジネスの場でしましょう。

BeepCapでした。

2 件のコメント:

三年寝太郎 さんのコメント...

「何を成すか」
これによって、選ぶ方向がずいぶん変わるように思う。

だけど、その方向にも幾つかに区分できそうな雰囲気。
それがわかれば俺も記事れるのに。

師曰く、「むぐぅ」

BeepCap さんのコメント...

しかし、成したことは過去の事です。
僭越ながら、

何が成したいか

こちらをより重視したいと思います。

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